四月二日 健康診断とある隊員の話
晴れて自衛隊に入隊したのはいいが最初に行われる身体検査で引っ掛かればそれで 不採用になってしまうこともあるらしい。聞いた話では。二区隊の佐藤氏に持病があることが発覚し、 あわや不採用、とまで話が進んでしまったようである。佐藤氏に関しては八中隊の中隊長である 秋山三佐とある契約を交わし、念書まで書いたそうだ。その内容はもしも教育中に持病が 再発したら自衛隊を辞めなければならないというものだった。酷い話ではあるが、 採用する側としても病気を持っている人間よりは、健康な人間を採りたいと思うのは自然のことだろうし、 自衛隊と言う身体が資本の仕事であれば尚更である。
それにしても佐藤氏はそれほどまでして自衛隊を続けたいのだろうか？是非、私と変わって欲しい。 私ならさっさとこんな所はおさらばするのに。
君たちも自衛隊に入るのであれば、心身共に健康を保つことをお勧めする。
