幻のショットグラス

まえがき

この作品は東方projectの二次創作……ではなく、おかしな連中が幻のショットグラス(幻想盃) を探して仙台の街を東奔西走する物語です。 作風は森見登美彦先生の『夜は短し歩けよ乙女』や『四畳半神話大系』を仙台版にアレンジしたようなもので、 文体もかなり似通うよう頑張って書いているので(汗) もしかしたら純粋な森見先生のファンの方は不愉快に感じられるかもしれません。

クロスオーバーが結構好きなのですが、仙台の街はあまり有名ではないので、 『こいつら、今どこに居んの?』と思われる方も多いかと思います。


ですが最後まで読んで頂ければこれ幸いです。


主要な登場人物



常磐 壮太(ときわ そうた)

仙台の五橋界隈にある大学に通う学生。非常にまじめで冗談がなかなか通用しないが基本的に阿呆。 下戸であり酒は全く飲むことができない。『先生』を己が人生の師の如く仰ぎ見ており、 先生の頼みで幻のショットグラス捜索に乗り出す。

琴羽野 文(ことはの あや)

理知的な少女。先生の二番弟子でいつも突っ走る壮太の保護者代行でもある。 壮太よりも酒に強くまた好物でもある。壮太が暴走しない為にショットグラス捜索に参加する。 ジト目が強烈。

先生(せんせい)

壮太と文の師匠的存在。五橋にある酒屋の二階に下宿している、何をして生計を立てているかは不明の怪人。 甚平や長半天などの和装を好み、のんびりした性格で万事何が起こってもマイペース。


尚、これらの人物の詳細と他の登場人物たちについては、物語の最後に改めて補完させて頂きますので、 最後までお付き合い頂ければ幸いです。




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