四月三日 宣誓・二等陸士就任・階級について その1

自衛隊は普通の公務員ではない。だから九時初め五時帰宅の精神は塵ほどもないのが現状である。 実に嘆かわしい。更に自衛隊に年功序列の制度は無く、階級が全てである。

二等陸士→一等陸士→陸士長

三等陸曹→二等陸曹→一等陸曹→陸曹長

准陸尉→三等陸尉→二等陸尉→一等陸尉

三等陸佐→二等陸佐→一等陸佐

准陸将→陸将→陸上幕僚長

陸上自衛隊にあおける階級は概ねこのようになっているが数字が多くて分かり難いだろう。 ちなみに我ら新隊員には最下の階級、二等陸士が与えられた。 初めは自動昇進で陸士長にまでなることが出来、その後は試験や教育を受けて合格基準に達してからの昇進となる。 私に関してはこのまま順当に出世すれば最終的には陸曹長か准陸尉にまでなる ことが出来るが幹部を目指すとなると陸曹になってからの部内選抜か一般幹部候補生を受験する必要があった。

尚、防衛大学に関しては既に二十歳を越えていたし、 たとえ受けていたとしても私程度の学力では唾を吐かれて追い返されるのがオチであろう。




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